CECジャパンネットワーク 海外ボランティア活動

私たちの「こだわり」

海外ボランティアプログラムを運営するにあたり、大事にしていることをこのページにまとめてみました。海外ボランティアを成功させるためにCECが努力している特徴、そして、CECの運営ポリシーなどを紹介します。

理想の海外ボランティアを提供する為

自分たちで作りだす

CECが独自で海外ボランティアを作り始めた理由

CECは以前、海外の団体が主催する国際ワークキャンププログラムの窓口業務を行っていました。国際ワークキャンプは、1週間から2週間程度の海外ボランティア体験です。参加費用も安く参加しやすいのですが、いろいろなトラブルが発生しました。

国際ワークキャンプは多くの場合、プロが組織したものではなく、作りこみが甘いために、参加するぎりぎりまで実際に催行されるのかどうかわからず希望者にご迷惑をかけました。また、手配がずさんで具体的な活動内容や滞在先も不明瞭だったのです。

ワークキャンプによってはまったく見ず知らずの男子と女子が同じ部屋で滞在するということもありました。 治安の問題や万が一の事故があった場合のフォローがなく、責任の所在などにも問題がある場合が多いと感じました。

このような問題が解決されなかったため、現在は海外の国際ワークキャンプは取り扱わず、CEC独自で現地のコーディネーターと協業し、企画段階から一緒に作りこみをしています。

結果的に、ご紹介できる海外ボランティア活動のプロジェクト数は少ない(現在16カ国)ですが、その分、どこの国のボランティア活動も、内容と現地のでの滞在やサポートが万全な体制を確保しています。

個人でも安心して参加していただけるのがCECの海外ボランティアの大きな特徴です。

スタッフが海外でボランティアを体験

CECは1988年(まだNPO法人という団体が法制化される前)から、自分たちが海外ボランティア活動を体験し、感動したものだけをプログラムとして育ててきました。 イギリスで長期ボランティアした参加者のOB会から発足されたものです。自分たちが体験し、充実した生活を送れたから、それをもっと他の人たちと共有したい。30年以上経つ現在も、同じ気持ちで活動しています。

現地フィールドワークを大切にしている

現在16カ国、地域で海外ボランティア活動のプログラムを企画、運営していますが、どのプログラムに関しても、CECの経験豊富なスタッフが実際に訪れ、活動体験し、現地のスタッフとミーティングを重ねながら参加者のみなさんを迎え入れるための形にしています。

日本と現地、両方で対応

CECのプログラムではどの国、地域にも現地にプロのコーディネーターが参加者のみなさんをサポートします。もし、何か困ったことがあったとき、相談できる人がいると心強いものです。初めての参加でも安心して参加できる、そんな環境を作っています。現地だけしかスタッフがいない団体は何か大事なことが起こった際に帰国後のケアなどしてくれないことが多いのです。

グループプログラムの開催

それでも、もし海外でのボランティア活動に一人で参加することに不安を感じられたらグループプログラムに参加してください。グループプログラムは春休みや夏休みの期間、アジアの国々でのプログラムを対象として行います。一緒に参加する人たちと良い友人にもなります。