インド・マザーテレサ
インドの活動再開しています
コロナ禍を乗り越え、急速な経済回復と発展を遂げています。経済的には、2024年時点で成長率は高く、特に消費と投資が国内経済を支える主要な要素となっています。輸出もパンデミック中に力を発揮し、今後も経済成長を促進しています。2024年10月現在、マザーテレサの施設はコロナ以降、ボランティアの活動施設や人数制限をおこなっています。しかし、複数の施設があるので、一個所の施設で人数制限がかかっても、別の施設で活動できます。
コロナ対応として
インドの公共交通機関は時としてびっくりするぐらいの満席状態で運行することがあります。コロナ禍以降に行っている活動日の往復送迎を2024年10月現在もつづけています。(ただし、このサービスは予告なく終了する可能性があります。)
コルカタ・マザーテレサ活動先
一般の人が参加できる代表的な活動先をご紹介します。
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Shishu Bhavan
(Shishu=子供、Bhavan=家) 健常または障害をもった孤児の施設およそ100名位の子供。 ボランティア:女性のみコロナ以降この施設は再開していません。(2024年10月現在)
ホームステイ地域からの行き方:MotherHouseより徒歩5分。
活動内容 健常・障害孤児
8:00-11:30 ベッドメーキング、エクササイズ、子供と遊び(おしめ交換)お昼ごはんの介護(Feeding)
午後からの活動も可能です。(午後は午前中よりもボランティアが少ないです。 活動内容は午前中と異なります。)
レクリエーション等。マッサージやリハビリなどの個別ケアは子供たちのファイルを読みながらおこないます。活動感想
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Khalighat
(Nirmal=清純、Hildai=心) 「死を待つ人の家」ホスピタル 結核、肝炎、マラリア、その他、他病気をわずらっている方たち男女各50名程度
ボランティア:男女共可現在受け入れ可能です。(2024年10月現在)
場所:メトロにてカリガート駅へ、そこから徒歩10分
活動内容:詳しくはスタッフレポートを参照ください。
衣服、毛布の洗濯、食器洗い、体を洗う、食事介護など。
カリガート外観とその横のカーリー寺院のあたりは写真の撮影などが警察により規制されています。犯罪防止だと思われますので気をつけてください。活動感想
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Daiya Dam
(Daiya=親切、Dam=贈り物) ShishuBhavan より年上の障害児童30名位。 1階は健常者、障害を持った男の子供達
2階は障害を持った女の子供達
ボランティア:男女共可現在男性のみ受け入れ可能です。(2024年10月現在)
場所:一番近いホスト先から徒歩10分程度
活動内容:シーツ交換、屋上で洗濯、リハビリ補助、食事補助
ダヤダンで活動された方からの声
ボランティアの皆さまの仲がよく、朝の10 時過ぎのお茶の時間など、和気あいあいでした。1階ではメキシコからきている お姉さんが頑張っていました。韓国、イギリス、ノルウェー、そして日本など、 国際色豊かです。活動感想
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Prem Dam
(Prem=愛、Dam=贈り物) カリーガートより軽い症状の男女各50名。
ボランティア:午前中のみ、男女共可 現在受け入れ可能です。(2024年10月現在)
場所:Mother House から徒歩40分、又はバスで20分。
活動内容:男性ボランティアと女性ボランティアに分かれている。洗濯、髭剃 り(男性のみ)、お話したり、食事の用意や後片付け。
プレムダンで活動した方の感想
ディープなスラム街の中にプレムダンは作られていました。 中に入ると外の喧騒が消え、その空間はまるでオアシスです。時間の進み方がこの場所だけ異なっているように感じました。活動感想
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Shanti Dam
(Shanti=平和、Dam=贈り物) 貧困や親のない子供達と精神障害の女子
ボランティア:女性のみ現在受け入れ可能です。(2024年10月現在) 場所:一例:ホスト先よりバスで30分、その後オートリクシャーで15分
活動内容:曜日により異なる。床掃除、洗濯、お話ししたり、絵を描いた り、爪を切ったり髪を結ったり。活動感想
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Navo Jubon
(Navo=新しい、Jubon=人生) ホームレスの少年、障害のある男の子たちの施設 男性のみ可能。コロナ以降この施設は再開していません。(2024年10月現在)
活動内容:洗濯、食事介助、掃除などですが、日曜日のみストリートチルドレンを施設に呼んで洗髪し、朝ご飯(パン、ゆで卵、バナナとホットミルクなど)をあげたり、一緒に遊んだり、お昼ご飯を上げる活動には女性でも参加可能。活動感想
インドには、マザーテレサの施設でボランティア活動をするために世界各国から、そして日本からも多くの人たちが出かけていきます。私達のコルカタホームステイ&サポートは、そんなマザーテレサ・ボランティアの人たちを現地で支えることが目的です。2003年から始めたプログラム、一番の人気はホームステイの良さだと言っていただいています。
マザーテレサの活動はアジアの国々で貧困の中の貧困を支援するために活動しています。CECはインドでのマザーテレサ施設をはじめ、ネパール、セブ島、カンボジア、スリランカなどで、マザーテレサの施設で活動できる機会を提供しています。
マザーテレサの偉業
インド・マザーテレサ
マザーテレサは1910年スコピア(現マケドニア)のカトリック教徒家庭の子供として生まれました。カトリックの修道女としてインドの修練院に送られた後、カルカッタにあるカトリック系の学校で教師としての生活を送ります。
ところが36歳のとき、黙想のためダージリンへ向かう汽車の車中で「神の召命」を受け、修道会を出て貧しい人々の中に入ることを決意したと言います。以後、貧民街に学校を建てたのを最初に、路上で死にそうになっている人を連れてきて、最期をみとるための施設「死を待つ人々の家」の開設や、孤児のための施設「聖なる子供の家」を開設するなど、貧しい人々のために愛をささげました。
マザーテレサの歩んだ道
1979年にはその活動が認められ、ノーベル平和賞を受賞。そのときの言葉「わたしは受賞に値しないが、世界の最も貧しい人々に代わって賞を受けました」というコメントはあまりにも有名です。 1997年に永眠されたときには、インド人ではないにもかかわらず、インドで国葬が行われたそうです。それほど、インドそして全世界の人々に愛されてきたということでしょう。
マザーテレサのポリシーは、彼女の人道的な活動と信念に基づいています。彼女のポリシーは、多くの人々に感銘を与え、彼女の敬愛者や信奉者によって広められています。
愛と奉仕の精神: マザーテレサは、無償の愛と奉仕を重要な価値としていました。彼女は「貧しきキリスト」と呼ばれる人々に対して、身体的なケアや精神的な支援を提供することを使命としました。
貧困層や孤児への援助: マザーテレサの最も有名な活動は、貧困層や孤児への援助です。彼女は孤児院やホスピスを設立し、最も弱い立場にある人々の世話をしました。
全人的な価値の尊重: マザーテレサは、すべての人々に対して人間らしい尊厳を与えることの重要性を強調しました。彼女は人種、宗教、社会的地位に関係なく、すべての人々を平等に愛し、扱うべきだと信じました。
自己犠牲と単純生活: マザーテレサは自己犠牲の精神を持ち、自分自身を捧げることを教えました。彼女は貧しい環境で生活し、単純な生活を送ることを選びました。
祈りと信仰: マザーテレサは深い信仰心を持ち、祈りを重要な要素としていました。彼女は祈りを通じて力と指針を得、自分の使命を果たしました。
Home Stay がとても良かった
CECのプログラムは、旅行とは違う、滞在型の交流をめざしたものです。マザーテレサの施設でボランティア活動を目的としてコルカタに行かれたみなさんが、一番良かったと言ってくれるのが厳選されたホストファミリーとの交流です。
ホームステイの特徴
コーディネーターは旅行手配のプロ
現地コーディネーターは世界各国からインドに訪れる人達のために現地の手配を行う旅行のプロの集まりです。コルカタだけではなくデリー、バラナシ、アグラなど、インド各地にネットワークを持って旅行者のお客様のお手伝いをしています。2003年のプログラム開始時点から同じスタッフが現地のサポートを提供しています。ホームステイもスタッフの家庭やその家族、友人たちなど、本当に信頼できるところだけを紹介しています。
コーディネーター詳細
旅行ではない、滞在型の海外体験
移動型の旅行の一環として参加するのではなく、長く同じ場所に滞在し、現地の人たちと深い交流を可能にすることができるのが特徴です。
活動に関しての留意点
マザーテレサの教会の写真の取扱い マザーテレサ・ボランティア活動に参加された方たちの多くの写真をいただいているのですが、マザーテレサの施設では写真撮影は厳しく制限されています。その意向を尊重して、マザーハウス施設内の子供たちの写真、またマザーテレサボランティア活動の様子に関しては、WEBでの公開は控えています。(WEB上の写真にうつる子供たちはマザーテレサ施設の子供達ではありません)
私達のプログラムはマザーテレサ教会(Missionaries of Charity)からボランティア確保の為の要請を受けて行っているものではありません。 マザーテレサ施設でのボランティア活動に参加したい気持ちを持つ人たちを現地でサポートするために、私たちの独自の運営でホームステイやアクティビティ、そして現地サポートを提供しています。