セブ島で幼稚園でのボランティア活動へ参加
幼稚園ボランティア
セブ市内の幼稚園
セブ市内の児童施設はプライベートの保育園(モンテッソーリ教育など行っている)や教会が運営する保育園、幼稚園、そして公立の小学校の付属幼稚園など多くの種類があります。このページでは保育園も幼稚園も総称して「幼稚園ボランティア」と呼ばせていただきます。

幼稚園でのボランティア活動
フィリピンの幼稚園は義務教育
フィリピンでは幼稚園の最終学年が義務教育です。まだまだ小さな子供たちですが、カリキュラムに合わせていろんなことを学んでいきます。
2013年から教育制度が大きくかわりました。そこで、フィリピン政府は基礎教育の拡大に動き出しました。 新たな制度は中等教育を2年間上積みし、さらに5歳児(Kindergarten、日本でいう幼稚園年長組)から公的教育を開始するK+12制(幼稚園1年間、小学校6年間、中学校4年間、高校2年間)としました。 Kとは幼稚園のことで、小学校に上がる前の1年間、すべての子どもは幼稚園に通わないと小学校に入れなくなりました。 これはフィリピンの教育機関の発表によると、小学校前に幼稚園に通った子どもは小学校で中退する確率が下がる、つまり「小学校に6年間しっかり通い続け、卒業できるようにするためには幼稚園での教育が大切だ」という考えから来ています。
幼稚園の教育過程の目的
①対話(読む・聞く・話す等)
②数量(数、形、大きさ、簡単な足し算引き算等)
③知覚(身体、動物、植物、音、光等の特徴を五感で知覚)
④社会性・感性(健康的な生活習慣、着衣、食事、共同生活のルール等)
⑤運動・創造性(体育、芸術、音楽等)が柱となっており、指導言語としては、フィリピノ語及び英語が中心となっていますが、地方語での指導も認められています。
幼稚園活動


保育園ではまだ勉強を教えることはしません。子どもたちと一緒に遊びながら、時間の観念や、整理整頓、ものを考えさせることなどを目的としています。


フィリピンでは2014年から幼稚園の最終学年が義務教育になりました。まだ小さな子どもたちですが、カリキュラムに沿って学びます。 この日は国連の日ということで、お母さんたちが作った衣装を着て舞台でファッションショーをするイベントでした。
参加者からの声(例)
参加の動機:海外の子供達と関わってみたかったため
滞在先に関して:小さな部屋でしたが、きれいでした。TVも映り、日本のNHKも入るので夜も暇じゃなかったです。お風呂とトイレがせまかったので少し使いにくかったです。
ボランティア活動に関して:9:30スタート。曜日によって、英語、セブ語、数字、宗教などが分かれており、先生が黒板に書いた文字をノートに書き写す授業でした。
子供はまだ小さいので、手をとって一緒に書いたり、スペルを言って助けます。宿題をチェックしたり、連絡ノートに今日の内容と明日の予定を書き込みました。
感想:3歳?5歳くらいの子どもたちは集中力が短く、途中で遊び始めますが、先生も温かく見守っており、穏やかな雰囲気でした。
私は英語もセブ語もできませんでしたが、子供たちはとても人懐っこく、すぐに仲良くなれました。先生も優しく迎えてくれました。
フィリピン(セブ)の印象:大きなショッピングモールがあり、治安も比較的安定していて過ごしやすかったです。
持ち物:洗面器、ビーサン、洗濯ばさみ、本など。虫除けスプレーは不要でした。
その他:日焼け対策は必須。滞在先からボランティア先までは徒歩30分ほど。ジプニーも便利で、現地スタッフが丁寧に教えてくれました。
宿泊施設は大事なポイントです。
海外での滞在を安全に、そして快適に過ごすためには参加期間中の宿舎は大事な要素です。
治安や衛生環境などが安心でき、ゆっくり休めるホテルを利用します。
Accommodation
セブ市内でボランティア活動中に滞在するホテルは、 現地コーディネーターと信頼関係があり、安心して滞在できる宿舎です。
宿泊ホテルには温水シャワー、エアコン、テレビが備わっています。慣れない海外滞在を快適にし、 夜はしっかり休めるように、原則として18歳以上の方には個室を、高校生には2名1室を提供しています。 さらに毎朝朝食付きです。セブに関してのコロナ対策